新千歳空港から車で約2時間半。
北海道の真ん中に近い所に、美瑛町青い池があります。
- 青い池が最も美しく見える時間帯は?
- 青い池の見頃っていつなの?
- 青く見えない時もあるの?
せっかく観光に行ったのに、青い池が青くなくてガッカリ…というのは避けたいですよね。
結論から言うと、雨が降った直後は避けましょう!
この記事は、2010年からの12年間、毎年青い池に通っている写真家にインタビューして記事にしています。
一般的に言われる観光でおすすめなベストシーズンは夏
- 晴れた日
- 風のない日
- 朝
- 雨が降った直後は避ける

ただ、どの季節も写真を撮るうえでは魅力的。どんな景色が見たいか?どんな写真を撮りたいか?で行く時期を決めたら良いと思います。
この記事では、青い池の写真付きでどんな季節のどんな時間帯に撮ったのか?詳しく解説。
あなたが計画している季節・時間帯で本当に大丈夫か?判断できます。



失敗しないための注意点も併せてご紹介しますね!
最後まで読んで、満足できる旅行を計画しましょう!
青い池に行くなら雨が降った直後は避けよう!
まず、絶対に避けた方が良いのは雨が降った直後です。
なぜなら、青くない可能性があるから。
青い池の青さは、アルミニウムなどの鉱物成分に、美瑛川の水が混ざった事によりコロイドができ、そのコロイドが光を反射して青く見えています。
雨が降った日やその翌日などは、青く見えない可能性が高まります。


ただ、エメラルドグリーンに見えたり、雨が降った直後の早朝は霧が出やすいということもあるので、
もう予定してしまったけど、雨だった!という方は一風変わった青い池を見られるチャンスではありますよ!
青い池の一般的な観光シーズンは夏


上の写真は風のない早朝、晴れた日に撮影した写真。
- 早朝
- 風のない日
- 晴れの日
- 空は写さない
朝は風がないので、鏡のように緑や木々を映し、透き通った綺麗な青い池を撮影できます。
風があると水面が白くなる!


風がある日は、水面がキラキラと輝き、写真にすると白くなります。
空を入れたいなら昼近い午前中が良いです。





夏は、ラベンダーが咲くので富良野のラベンダーとセットで観光しやすいベストシーズン!
青い池と紅葉とのコラボが見られる秋もおすすめ


秋は、紅葉と青い池のコラボが見られます。
おすすめは、朝。
朝は横から光が入り、立体感がある写真が撮れます。
- 早朝
- 風のない日
- 晴れの日
- 空は写さない
条件は夏の時と同様ですが、夏に比べて日の出が遅いのが秋。
空を入れたいなら昼頃
朝に空まで入れて撮影すると、空が映りこんだ部分と影の部分で池がまだらになります。


これは、夏でも同様ですが、夏よりも日の出が遅い秋は顕著になります。
十勝岳を入れたいなら午後
午後は十勝岳が逆光にならずに撮れます





ただし、午後遅くなってくると右側の林がどんどん影になります。
難易度は高いが結氷前の青い池は魅力的


11月上旬から中旬、初雪が降る頃は、まだ結氷していない青い池を見ることが可能。
初雪に合わせてピンポイントで遠方から訪れるのは難しいですが、年数回しか見られないとても貴重で神秘的な時期です。
雪が降っていれば、フラッシュを利用して下のような写真を撮ることも可能。


冬はライトアップ+αで魅力アップ


冬は、青い池が結氷し雪が積もってしまうので、青い池は見られません。
しかし氷に覆われてからも、夜になるとライトアップが行われていて、ライトによる幻想的な青い池が演出されています。
人工的な光なので自然の青い池ではありませんが、ライトアップに+αすることで冬の青い池も楽しむことが可能。
ライトアップは年によってライトの配置も、パターンも違うので毎年違った写真を撮ることができます。
詳しくは美瑛町ホームページをご覧ください。
ライトアップ+星空


冬の星座を代表するオリオン座が綺麗に撮影できます。
- 新月の夜
- 晴れの日
※ライトアップと星空を一緒に撮るには、ライトが暗い時に露光時間を長めにして撮る必要があります。



月が明るいと星が見えないので、新月の夜を狙いましょう。
ライトアップ+雪


青い池は、冬に晴れることが少ないです。
しかし、雪を撮って楽しむ方法もあります。
露光時間を長めにして大雪の軌跡を撮ったり、フラッシュを利用して手前の雪をぼかすことで雪の日も神秘的に撮影可能。



ただし冬の夜の撮影はとても寒いです。防寒対策をしっかりと!
春の青い池は雪解け水が多く木々が寂しい季節


上の写真はGWに撮影したもの。
春は、雪解けが進みコバルトブルーの青い池が見られると言われています。



皆さんがイメージする青い池とは少し色が違うかと思います。
周りの木々はちょっと寂し気ですが、十勝岳にはまだ雪が積もっていて、北海道の春らしい風景がみられます。
くもりの日は青く見えないのか
曇りの日は、水が青くないか?というとそんなことはありません。
下の写真は曇りの日に撮影していますが、すごく綺麗でした。





曇りの日は明暗さがないので、写真は撮りやすいですよ



どんよりした空を写さないことでくもりでも気にならないね!
一緒に映る木の緑も鮮やかになります。
ただし肉眼で見た時は、晴れた日の方が明るくて綺麗に見えます!
青い池おすすめの時間帯
冬は青い池が結氷してしまうので例外ですが、基本的に一番おすすめの時間帯は、朝です。



朝は風が出ないので青い池が水鏡になり綺麗に写真が撮れます。



朝なら渋滞も回避できるのでおすすめ!
※青い池へのアクセスは途中から一本道のため、休日などは渋滞も予想されます。
青い池の売店


青い池の売店では、ソフトクリームやドリンクが販売されています。
中でもソフトクリームはいつも大人気!


夏に行くと大行列が出来ています。



ラムネ味でさっぱり美味しいソフトクリームです。
クリームソーダもあります♪




青い池のトイレ


2019年、青い池に売店とトイレが作られました。
駐車場と青い池の間にあり、とても利用しやすくなっています。
多目的トイレもあります。
利用時間:9時~17時まで
※12:30~13:00は清掃のため利用できません。
青い池赤ちゃん連れ情報
- ベビーカー利用可能
- ベビーカー貸出なし
- オムツ替え台あり
- 授乳室なし
ベビーカー
舗装されたため、青い池のすぐ近くまではベビーカーの利用が可能です。※冬はベビーカーは使えません。


しかし、青い池で写真を撮ったり観光するためには一段足場の悪いところに降りなければならないため、ベビーカーを置いて下に降ります。





駐車場から青い池までそれほど遠くないので私は抱っこ紐で行っています。
おむつ替え台


多目的トイレにおむつ替え台も設置されています。
授乳室
授乳室はありません。
青い池周辺おすすめ観光
青い池に行ったら一緒に寄りたい観光スポットを紹介します。
白ひげの滝


アルミニウムなどの鉱物成分と美瑛川の水の合流地点が白ひげの滝。
この白ひげの滝は、地下水が源水である潜流瀑と呼ばれる日本ではめずらしい滝です。
青い池から車で5分の距離なので、ぜひ一緒に観光をおすすめします。
白金ビルケ


青い池の駐車場すぐの所に道の駅「白金ビルケ」があります。
軽食や、お土産を買うことが出来ます。
ここのハンバーガーが絶品!!



並んででも食べたいハンバーガーです。
白金温泉
日帰り入浴可能な温泉施設
- 大雪山白金観光ホテル
- 湯元白金温泉ホテル
- 森の旅亭 びえい
- 国民保養センター
- 温泉ゲストハウス美瑛白金の湯
どこも天然かけ流し温泉なので、おすすめです。
青い池へのアクセス


青い池へのアクセス方法について解説します。
おすすめは、車でのアクセス。
車で行く場合、一本道なので時期によっては渋滞も予想されます。
青い池の住所、地図
北海道上川郡美瑛町白金
新千歳空港からのアクセス
車で約2時間半。
★道東自動車道占冠IC(有料)→国道237号線→道道353号線
★岩見沢、三笠経由→上富良野から道道353号へ
旭川空港からのアクセス
車で約35分。
道道966号→道道824号
青い池駐車場
駐車場から青い池までは歩いてすぐ!
5月~10月:午前7時~午後7時
11月~4月:午前8時~午後9時30分
一回500円。
※美瑛町内で、半券を利用したサービスを受けられるところがあります。詳しくは美瑛町役場HPをご覧ください。
JR、バスでのアクセス
JRやバスを使っていくことも可能ですが、あまりおすすめはしません。
バスの本数が少なく、時間が潰せそうな道の駅「白金ビルケ」までも車ならすぐですが、歩くと30分くらいかかります。
バスでのアクセス
旭川駅前から道北バス白金線国立大雪青少年交流の家行 、 白金青い池入口 下車(約1時間16分)
【まとめ】美瑛町青い池に行くなら雨が降った直後は避けて!
美瑛町にある青い池の観光ベストシーズンは夏ですが、実はどの季節に行ってもそれぞれに楽しめます。
夏や秋に観光するなら
- 晴れた日
- 風のない日
- 朝
- 雨が降った直後は避ける
せっかく行くなら綺麗な青い池を見られるように、大雨が降った直後は避けて行くようにしましょう!
ひとあじ違った写真を撮りたいなら、結氷前や冬の青い池を狙うのもあり。



この記事では、写真についての解説でしたが、肉眼や動画撮影なら、風はあった方が動きが合って面白いです。
2:30くらいから夏の青い池を収録しています。
併せて参考にしてみてください。
動画の最初に出てくるラベンダー畑は、富良野市ファーム富田で撮影しました。
あわせて観光出来るスポットです。


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